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院長コラム

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私の弟が詩集を作っていただけました

院長コラム 2022年05月10日

 

私には2歳違いの敬之という弟がおります。

 敬之は出生後すぐに新生児黄疸となり、それ以降、脳性麻痺という障碍を持って生きています。

 彼の身体的特徴としては、脳性麻痺による全身の不随意運動、慣れない方には聞き取りにくい程度の言語障害などがあり、我々健常者には経験し得ない人生を過ごしています。

 昨年に母は亡くなり、現在は実家で父と暮らしており、日中は社会福祉法人のゆり会が運営する のぞみワークショップ という施設でちょっとした作業などをして過ごしています。

 そういった人生を送る中で、彼が感じた事や思った事などを詩にすることをライフワークのひとつとして続けています。

 過去には、NHKハート展という障碍を持つ方々によるアート作品展などにも入賞したりもしていましたが、その後もコツコツと詩作は続けています。

 そういった事を知った のぞみ学園の先生や父兄の有志の方々が、敬之の詩を詩集という形に仕上げてくださいました。

 A5版(見開きは横A4)の冊子として出来上がった詩集は、20編ほどの詩(本人が選んで載せていただいたとのこと)が掲載されたものとなっています。

 上の画像は表紙と、社会福祉法人のゆり会理事長による「まえがき」、その詩集の中の2編 です。私もこの弟の人生からもいろいろと学ばせてもらうことで、人として、歯科医師として、社会に(縁のある患者さんに)還元できることをより多く実行する人生を送りたいものだと考えていますが、今回はある意味人生の師(もちろん、私も兄として、弟の師であろうともしていますが)でもある弟の詩が詩集という形になったことで、またひとつ形のある教科書が増えた様でとても嬉しく思っています。

ここまでお読みいただきました皆様、ワタクシのしょうもない兄バカにお付き合いいただきありがとうございました(^_-)-☆

 

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