私が好きな話 ♡
今日は休日ですので、こちらも歯科と関係ない話をアップさせていただきます。
私はクリスチャンではありませんが、下記の話については、とても好きな話です。
今日はこの話を皆さんにシェアしたいと思います。
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天使が机に向かって書き物をしていました。
それは神様を愛している人のリストでした。
誰が神様を一番愛しているか、みんなそのリストが気になりました。
そのリストの一番目は誰なのか。
みんな競って、神様を一番愛しているのは自分だと言い争いました。
ある人は、神様のために高価な宝石が散りばめられた王冠を寄付しました。
ある人は、神様のためにりっぱな神像を造りました。
ある人は、神様のためになんと神殿を寄贈しました。
「きっと一番は私でございますわ」
「何をおっしゃいますやら、私に違いありません」
「ホホホ、お戯れを・・・。私です」
口々に、自分がどれほど神様を愛しているかと言い張っていました。
しかし、ある一人の貧しい女性は神様に差し上げるものは何も持っていませんでした。
でも、その女性は困っている人を見るとほっておけなくて、その人のためにいろいろと親切にするような人でした。
みんなは、天使が書いている神様を愛している人のリストをどうしても知りたくなり、天使に聞いてみることにしました。
「天使様、神様を愛している人のリストに私の名前が入っているでしょうか?」
天使は、ページを捜して、
「ハイ、あなたたちの名前は登録されています。」
と答えました。
高価な宝石が散りばめられた王冠を寄付した人も、りっぱな神像を造った人も、神殿を寄贈した人も、名前が登録されていました。
その順番は教えてもらえませんでしたが、それでも満足することにしました。
貧しい女性も、神様を愛していましたので、自分も聞いてみたくなりました。
「天使様、あの~・・・、私の名前は入っていますでしょうか?」
天使は大きなノートをよく探しましたが、彼女の名前を見つけることは出来ませんでした。
「おかしいですね・・・。見当たりません。」
貧しい女性は少しがっかりしましたが、いつもと変りなく、困っている人を見れば親切にする毎日を送っていました。
そしてそれが出来ることを嬉しく思っていました。
ある日、天使は別の書き物をしていました。
それは、神様を愛している人のリストではなく、神様が愛している人のリストでした。
そこには貧しい女性の名前が一番目に載っていました。
そのことは貧しい女性は知りませんでした。
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この話はこれで終わっています。
なかなか素敵な話だと思いませんか?