歯科用CT &デジタルレントゲンを導入しました。
『あったらイイナァ。欲しいなぁ。』
と、考えていました歯科用CTとデジタルレントゲンシステムをついに導入することができました!
(2019年9月17日より稼働です!!)
健全な歯科医院運営のための費用対効果を考えてしまいますと、当院はインプラント治療を行っていないため歯科用CTの導入には難しい点が多く、今まで
『欲しいけどガマン! CT無しでも最善の診査診断を心がけて頑張れば良い治療は出来る!』
と、やせ我慢して来ましたが(お陰ですっかり痩せ・・・てませんが(^^; )、そんな当院でも少し(だいぶ?)背伸びすれば導入可能な条件を出してくださったメーカーがあり、今回は思い切って導入を決めさせていただきました。
(このメーカーは部品からほぼ全て自社製、純国産の機器を製造販売しています。製品の確かさ、アフターフォローの確実さもあり、導入の決め手となりました。)
患者の皆様の診査診断のために必要なレントゲン撮影に当たり、放射線被爆量を大幅に低減しつつ、より鮮明・立体的なレントゲン画像を得られる様になり、より正確さを増した診査診断が可能になりました。
*上図の放射線の量はデジタルシステム以前のアナログレントゲンでの値です。
上図の通りアナログ撮影でも歯科での放射線量は非常にわずかなものですが、この度当院で採用したデジタルレントゲンシステムにおいては、歯科パノラマ撮影・歯科口内法(デンタル)ともに、上記データ(パノラマ:0.03mSv デンタル:0.01mSv)の半分程度まで低減できています。
デジタルデータ=鮮明・正確な情報(画像)をもとに現在の問題(病態)をより詳細に診られる様になり、それが治療にも反映されることで、今まで治りがいまひとつであった歯などの治療に良い変化が出せたり、歯の保存可能性が上がる可能性も出て来ます。
顎関節や親知らず、病巣などの状況もCTによって立体的に把握することが出来る様になったことで、治療に活かせる情報は格段と増大しました。
必要に応じて当院に既存の歯科用マイクロスコープと併用して治療を進めることも出来る様になり、歯内療法の効果効率も向上する部分もあります。
CT撮影も場合によっては保険適応となりますので、お気軽にご相談ください。