歯科介入の重要性【新型コロナウイルス対策】【感染予防】 原歯科医院
まずはこの表をご覧ください。
これは、2006年に「歯界展望」という歯科専門雑誌に掲載されていた表なのですが、インフルエンザ(←皆さんご存じかと思いますが、これも『ウイルス』です。)についての調査結果で、この調査では、
インフルエンザの発症率(症状が出てしまう割合)が大きく下げられたのは、口腔ケアが介入したケースであることが示されています。
普通感冒(インフルエンザではない、いわゆる“風邪”→インフルエンザではない“風邪”は、コロナウイルスによるものが多い)においても、口腔ケアが介入している方が発症率が圧倒的に低いことも示されています。
これってどういうこと?
そう!
口腔ケアがきちんと出来ていると、「感染」しても「発症」する確率は大きく下げられる可能性が高いということでしょう。
一部では、
「新型コロナウイルスの感染拡大防止について考えるステージは過ぎた。これからは、感染者の発症を如何に抑えるか、重症化を如何に抑えるかを考えることが重要。発症者・重症者が少なければ、医療崩壊も無く、救える人も増える。」
との論調も出て来ています。
私は、これって結構「的を射ている」様に思っています。
私たち歯科医療従事者は、これをご覧の皆様と力を合わせて
「感染したくない」あなた
「発症したくない」あなた
「重症化したくない」あなた
を、感染予備軍(未感染)のうちに口腔ケアしちゃいます。
口腔ケアがきちんと出来たら、
「感染しにくい」あなた
「発症しにくい」あなた
「重症化しにくい」あなた
の、出来上がり~~~!!!
外出自粛も大切かも知れませんが、
「外出しない!」を重視するあまり、
口腔ケアが疎かになると
・・・ってことも、
どうか忘れずにいてくださいね~
みんなで乗り切って
明るい未来を!