【新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防】当院で治療前に洗口していただいている理由|相模原市橋本で総合的な歯科治療なら原歯科医院へ

相模原市橋本の歯医者さん原歯科医院

FACEBOOK

0427799877

↑タップすると電話できます

お問合せ

診療時間 9:30 ~ 12:30/14:30 ~ 19:30 ※土曜日は18:00まで。木・日・祝日休診

お知らせ

images

【新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防】当院で治療前に洗口していただいている理由  原歯科医院

お知らせ 2020年04月07日

 当院では、以前から診療台に座ってすぐに洗口液にてうがいをしていただいています。

 歯科治療では、歯を削ったり、外科的な処置を行ったりと、お口の中に新たな傷が出来る可能性がある処置をすることが多いので、予防注射をする前に注射針を刺す皮膚表面をアルコール綿で拭いて消毒するのと同じ様に、お口に触らせていただく前に消毒力がある洗口液でうがいをしていただくことは当然の様に考えていたからなのです。

 このところの新型コロナウイルス感染症の流行に関して、当医院がクラスター発生を起こすことの無い様、患者の皆様にも、当医院の待合室が混みあわない様なアポイント状況に出来る様、アポイントの順守などにご協力いただいていますことに感謝いたします。

 皆様のご協力により、待合室内にてお待ちいただく患者様の人数も過剰になることは少なく、「3密」的空間になることなくコントロールできており、診療の合間の時間も空けられ、医院内に患者様が滞在されない時間を多く取らせていただけておりますので、そういった空き時間に細部までの消毒・除菌などを行っています(本当は、経営的にはこういった空き時間が多いのは厳しいのですが、この状況では、そういったことは二の次で、当院を受診してくださる皆様の安全・安心を第一とさせていただいております。)。

 私も、こういった空き時間を利用して、新型コロナウイルスのみならず、あらゆる感染症などについての勉強・研究もさせていただいています。

 ここで、「そういえば、患者の皆様には、診療前に洗口液でウガイしていただいている理由について、わかりやすくご説明していなかったことも多かったかも・・・」と、気づきました。

 理由もわからないまま、きちんとウガイしてくださっていた皆様、ありがとうございます。

 うがいをしていただく理由については、冒頭に書かせていただきました通りですが、それに加えて、こんな論文も見つけました。

 

『抗菌作用のある洗口液を用いた術前洗口が歯科におけるエアロゾル中の生菌を減少に導く有効性』

American Academy of Periodontology (アメリカ歯周病学会)学会誌に掲載された論文です。

 

→術前に抗菌作用がある洗口液を用いてうがいすることで、歯科治療中に歯を削ったり超音波スケーラーで歯石除去したりするときに発生する飛沫(エアロゾルの素になる)に含まれる生菌を減少させるのに有効であるという論文です。

 私は、う蝕や歯周病が感染症であることから、それらをコントロールして歯科治療をする大切さを感じ、日本大学歯学部細菌学教室で研究員として「細菌学・微生物学」を研究して学位取得しておりますので、細菌・ウイルス、感染症のことはある程度詳しい方であると自認しています。この論文についても、以前から要旨は知っていましたが、「あの論文、どこの誰が研究・発表したものだっけ?」と、すっかり忘れていました。今回は、この騒動で、時間ができたので、じっくりと検索してやっと見つけましたので、皆様の更なる安心のためにもご紹介させていただきました。

 

 当院で使用している洗口液はウイルス系にも有効性が確認されているものですので、COVID-19にも有効性が大きく期待できるものです。 

患者の皆様、当院では現段階で考え得るあらゆる感染症対策を取り入れておりますので、ご安心ください。

ページトップへ