ワタクシの診療衣が半袖である訳
先ほど、スタッフと休憩時間に話していたら・・・
「先生って、何でいつも半袖の服で診療してるんですか?冷房も効いてるのに寒くないんですか?」
って、聞かれました。
さて、何故ワタクシの診療中の着衣は半袖ばかりなのでしょう。。。
(ちなみに、冬期も診療は半袖~7分袖でしています。)
答えはCMの後で
~~~CM
皆様の素敵な笑顔を応援する原歯科医院です。
健康・幸福は綺麗な口元から!
♪かがやく白い歯 素敵な笑顔 みぃ~んなハッピー
原歯科医院にお・ま・か・せ~を~~~♪
~~~CM終わり
と、いうわけで、正解発表です。
ひとつは、ワタクシがビッグサイズの汗っかきなので、涼しい格好でいる様にして、患者の皆さんに見苦しい姿で接しないで済む様に、というのがあります。
ただ、これは、冷房がバッチリ効いた院内や冬期に、半袖でいる理由ではありませんね。
もっと大きな理由があります。
歯科治療と言うのは、ほとんどが外科治療なんです。
歯を削れば切削片や唾液、血液などが飛びます。
除石などのときも。。。
そういった空中に飛散する細かな飛沫・感染性物質は、広範囲に飛び散らない様にバキュームなどで吸い取っていますが、治療を行っている歯科医師の身体全体にも付着してしまうのです。
特に、歯科医師の手・腕などに付着する感染性物質は、そのままだと他の患者さんに移してしまう可能性が高いので、確実な洗浄・消毒を行う必要があるのです。
そのときに長袖の衣類を着用していると、繊維の間に沁み付いた付着物を洗い流すことが不可能なので、いつでも洗い流せる「生身の腕」でいる方が感染拡大予防に有利なため、上腕部が露出した状態でいられる半袖の衣類を着用して治療に当たっているのです。
こんなわけで、冷房中の院内や冬でも半袖!
いつも元気で診療に当たりたいと思っています